2017年10月28日 (土)
金剛杖とは、
金剛杖(読み:コンゴウヅエ)とは、「弘法大使」(読み:コウボウダイシ)の化身。つまり、金剛杖を持って巡拝することは、弘法大使とともに歩くことになります。それが「同行二人」(読み:ドウギョウニニン)と言われています。
納棺の時に、旅支度(経帷子、天冠、頭陀袋、数珠、手甲、脚絆、足袋)を着せ、納棺時に金剛杖、菅傘、草履を納めます。その他副葬品(故人様の趣味の物、写真等、)を納めます。
以上、ご参考にして頂ければと思います。
詳細は棺に入れられない物 NG - 副葬品 –をご参考下さいませ。
https://www.artmemory.jp/artmemory80-blog/?s=%E5%89%AF%E8%91%AC%E5%93%81
by Y
院号とは
院号とは戒名のなかで最上級の位のものになります。
院号(○○院)または院殿号(○○院殿)があります。
一説では、お寺を建てるほど念仏相続に貢献した人に与えられたとのことです。
昔は皇室や武将に対して(○○院)がつけられていました。また皇室や武将と区別するために武家には(○○院殿)がつけられたそうです。
特に本家の主人にのみにつけるなどの縛りもあったようで、現代のように選べなかったようです。
このように昔戒名は身分によって表されていまみたいです。
現代では寺院や社会への貢献度、信仰が深いか浅いか、人徳があるかないかを住職が判断してつけられているとされています。
しかし、現代は戒名は買うものとして扱われる風潮があり、金額の多い少ないで自由に選ぶことができます。
昔は差別化がハッキリしていて、今はお金次第。お寺でも戒名のあり方についつ再検討が課題となっているようです。
ちなみに私は差別はよくないと思う人間なので現代の皆平等に選ぶことのできり現代のやりかたのほうがいいと思っております。
by O
Q: 神道ですが安置する際の向きはありますか?
北枕に安置させて頂きます。
これを神道の場合「枕直し」と言います。
仏式の場合は「北枕」と言います。これはお釈迦様が亡くなった時に
北に頭を向けて顔の向きが西を向いていたからと言われております。
神道の場合は、上座が北か西になり、最上座が北という考えから北の方向に
頭を向けると言われております。
by S
Q: 神道ですが紹介してくれますか?
はい。紹介出来ます。
弊社、設立以来お付き合いのある宮司様がおりますので、関東一円 対応させて頂きます。
by S
「寝台車」と「霊柩車」の違い、
葬儀に使用する車両に「寝台車」と「霊柩車」がありますが、一般的に「寝台車」とは、遺体を病院などから自宅、自宅から葬儀会場へ移動させる際にも用いられる車を指し、「霊柩車」は、火葬場に向かう車となります。
また、霊柩車のプラモデル・ミニカーは欧米圏で比較的数多く登場して販売されておりますが、日本では車両の性質上(霊柩車が走っているのを見た場合、親指を隠さないと親の死に目に会えない迷信があるなど)ほとんど製品化されておらず、このような点からも海外、特に欧米圏の文化の違いを感じとることがあります。
by W
神道とは
「神道」と言われますと、固く考えてしまう方がいるかと思われます。
では、「神道」=「神社」と考えますと、私たちの生活に身近にあるものであると感じていただけるかと思います。
歴史では、仏教や儒教などが渡来する以前から日本で古くから信じられてきた宗教で、山や川などの自然には必ず神様(八百万の神)が宿ると信じられ、神様を敬う作法が祭祀であり、祭祀を行う聖なる場所が神社となります。
そして、日本の四季折々の風土や生活習慣から自然に生まれた多神教の宗教で、一神教と違い他の宗教や文化を受け入れることに寛容でありまた、仏教の釈迦やキリスト教のイエス・キリスト等の創始者や宗教に関する教義や経典が存在しないのが特徴に挙げられます。
私たちが正月の初詣や七五三・厄払いなど何気なく神社にお参りに行き、祈願することが神道なのです。
by W
Q: 仏教ではお布施と表書きしますが、神道は何と表書きをしますか?
神道での表書きは、通常「御礼」「御祭祀料」と書いて頂きます。
神式の葬儀(神葬祭)においても、仏式の葬儀と変わらず祭祀祈祷を行って頂いた神官への感謝の気持ちを込めてお包みします。
お渡しするタイミングについては、特に決まりはありませんが、通夜祭の終了された後、または、神官が来られて初めに挨拶に伺った際に、お渡しするのが一般的には多いようです。もし分からない様でしたら、葬儀社の担当の方に相談されるのが良いでしょう。
また金額については、あくまで謝礼ということで決まった金額はありませんが、葬儀を行う葬儀社や祭祀を行う斎主の方にまずご相談された方が後々のトラブルを防ぐ事が出来ますので初めに相談されることをお勧めします。
by W
死亡届の手続き
お亡くなりになられてからの死亡届・役所への出し方
はじめに、死亡届の手続きを経験されたことがある方は非常に少ないのではないでしょうか。しかし、家族が亡くなった後は非常に慌ただしく、手続きの方法を調べる時間を作るのは難しいと思います。
いざという時の予備知識として、参考にして頂ければと思います。
■ 用意するもの
① 死亡診断書、死亡届(A3サイズの用紙で横向き、左側が死亡届、右側が死亡診断書になります。併用形式が殆どです。)
② 届出人の印鑑
■ 流れ
① 多くの場合は、死亡が確認された病院で死亡診断書をもらうことが出来ます。
② 死亡届を記入
→死亡診断書を医師から受け取ったら、その死亡診断書の右側にある死亡届に必要事項を記入しましょう。
記入する項目は死亡者の氏名、性別、生年月日、住所とその世帯主氏名、死亡者の本籍とその筆頭者氏名、死亡者の婚姻状況など細かな項目が設定されています。その他、死亡届を提出する届出人に関する項目もあり、死亡者の関係のほか、氏名と生年月日、住所、連絡先等を記入します。
③ 死亡届を提出する
死亡届の記入が完了したら、役所に届け出ます。ここで注意が必要なのが、届け出る役所は決まっているという点です。
届け出る役所は死亡者の死亡地・本籍地又は届出人の所在地の市区町村の役所と決められていますので注意して下さい。窓口は戸籍を取り扱う窓口と同じ場合が多いです。市区町村により異なりますので、それぞれの市区町村でご確認下さい。
※役所への死亡届の出し方
弊社では、役所への死亡届はサービスで代行させて頂いております。伴いまして、ご不明な点がございましたら、ご相談下さいませ。
by Y
守り刀の意味
葬儀を経験したことのある方なら、見た事があるかと思いますが、故人を安置したお布団の上、そして納棺した後は柩の上に、刀を置く風習があります。
身を守るため身にいつも身につけている短刀、護身刀と言われており、この刀は故人に悪霊などが近寄ってこないように、魔除けのために置かれるとの由来があります。
by Y
御位牌と供養について
■ 亡くなった人の死亡年月日を記してお祀りするのが位牌です。
位牌は、
日本古来の故人霊を宿した木の札が、やがて位牌へと変化していきました。元々お釈迦様の仏舎利を収めた仏塔が変化したものとも聞いた事があります。故人様を仏(ほとけ)として祀っています。御位牌に故人の生前の人となりを、いわゆる戒名として記し、お仏壇などに安置し、手を合わせ偲びます。つまり、御位牌の存在そのものが故人の生きた証しでもあるのですね。
■ 四十九日の法要までは、仮の位牌として「白木位牌」を祀ります。
白木位牌とは、
葬儀のときに祭壇上に置かれ、忌明けまでの四十九日間、後飾りに置かれます。
四十九日法要の際に本位牌に魂をうつした後は、白木位牌には魂は残っていない為、お焚き上げして頂くことになります。
方法としては、
・菩提寺や法要に来て下さった僧侶に頼んでお焚き上げをしてもらう
・仏具店で回収して、お焚き上げしてもらう
・納骨の際に一緒にお墓へ納めてもらう (こともできるようです)
■ お位牌の呼び名と謂れ
葬儀の時にお墓に持って行って供える位牌を「野位牌」、四十九日まで祭壇に祀る位牌を「内位牌」とも言います。四十九日の法要の時に、「本位牌」を作ります。
これは、故人が亡くなってから四十九日後、故人の霊魂が浄土に往生する、あるいは転生先が決まると考えるからです。
「本位牌」には漆を塗り金箔や金粉などで加飾した「塗位牌」、あるいは黒檀や紫檀などで作られた「唐木位牌」があります。
また、生前中にあらかじめ戒名、法名をつけてもらい、位牌を作ることもあり、この位牌を「寿牌(逆修牌)」と言います。
配偶者を亡くした時に、配偶者とともに自分も戒名を授かり、位牌をつくって並べて安置するという方もいるようです。
本位牌の形や大きさには、いろいろあります。
故人一人に一基ずつ作られる台座に札板が付いた「札位牌(板位牌)」
屋根や扉のついた枠に複数の位牌をおさめた「繰り出し位牌(回出位牌)」
札位牌の大きな「屏位」があります。
「繰り出し位牌」は数枚の札板をご命日の順に重ねて入れておき、ご命日がすむと後にまわして常に次のご命日を迎える札が表にくるようにします。
何代にもわたって多数の位牌がお仏壇の中にあるという場合は、三十三回忌や五十回忌に先祖の位牌にまとめるか、「繰り出し位牌」、「屏位」にまとめます。
また、壇那寺で供養してもらう位牌は「寺位牌」と言います。
禅宗ではこれを「本位牌」と呼んでいます。
■ 浄土真宗では
浄土真宗では位牌は用いません。菩提寺にある法名軸か過去帳に故人の法名を書いて頂きます。浄土真宗は先祖供養という考えがありません。他界すれば、西方極楽浄土で仏になります。ですから、手を合わすのはご本尊です。塔婆も建てませんし、位牌もなく、過去帳に記録します。
■ 開眼について
塗り位牌を買い求めても、開眼をしていなければ、ただの「板」です。開眼をして頂いて「お位牌」になるのです。位牌が出来たら、菩提寺の住職に開眼をお願いします(入魂式ともいいます)。位牌を作る時、仏壇も新しく購入した場合にはご本尊も一緒に開眼をして頂きます。ご自宅での法要、もしくは菩提寺に位牌・ご本尊・他お供え物等を持込んでの法要も可能です。その時に、白木位牌のお焚き上げも頼んで下さい。その際の、お布施は1万円程度です。(掛からないこともあります)
仏壇にある過去帳にも戒名を記入して頂きましょう。お布施として戒名料と開眼料は別となります。お墓を新しく建立した時も開眼法要が必要です。だいたい納骨時に一緒に行っているようです。お布施はお寺や墓地によって様々ですので相談が必要です。
皆様のご参考になれば幸いです。
By N