2017年10月28日 (土)
院号とは
院号とは戒名のなかで最上級の位のものになります。
院号(○○院)または院殿号(○○院殿)があります。
一説では、お寺を建てるほど念仏相続に貢献した人に与えられたとのことです。
昔は皇室や武将に対して(○○院)がつけられていました。また皇室や武将と区別するために武家には(○○院殿)がつけられたそうです。
特に本家の主人にのみにつけるなどの縛りもあったようで、現代のように選べなかったようです。
このように昔戒名は身分によって表されていまみたいです。
現代では寺院や社会への貢献度、信仰が深いか浅いか、人徳があるかないかを住職が判断してつけられているとされています。
しかし、現代は戒名は買うものとして扱われる風潮があり、金額の多い少ないで自由に選ぶことができます。
昔は差別化がハッキリしていて、今はお金次第。お寺でも戒名のあり方についつ再検討が課題となっているようです。
ちなみに私は差別はよくないと思う人間なので現代の皆平等に選ぶことのできり現代のやりかたのほうがいいと思っております。
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