2017年10月28日 (土)
知りたいけど聞けないお葬式のこと
お焼香の回数
よく「お葬式の時にお焼香は何回すればいいの?」と質問される事があります。皆様はご存知でしょうか?
実は、お焼香の回数は各宗派によって回数が異なります。
天台宗 3回
真言宗 3回
浄土宗 1回もしくは2回
真宗大谷派 押しいただかずに2回
浄土真宗本願寺 押しいただかずに1回
臨済宗 1回
曹洞宗 2回
日蓮宗 3回
(押しいただくとは、額の所にお香を持っていく事)
注意: 各宗派 ご住職によっては回数が変わる場合もございます。
この様に各宗派によってお焼香の回数は変わってきますが、会葬者が多い、時間の都合上などによってお葬式の時には、「お気持ち込めて1回のお焼香でお願いします。」と言う場面にもよく遭遇します。臨機応変に対応していただき、お焼香をしていただければ良いと思います。 この機会に自分の宗派がわからないな…、という方はお調べしてみませんか?
by S
ご一報
葬儀というとお通夜・告別式はすぐにイメージできますが、いざご自身の家族内での弔事となると慌ててしまうものです。 お医者様からご臨終を告げられたのち、まず何を考え、何をしたらよいのかもわからなくなってしまって…というお声を伺うことがございます。
ご逝去後、まず故人様をご安置するためにご移動(搬送)をしなくてはなりません。
これは、ほぼ葬儀社の搬送車(寝台車)によって行われますので、出来るだけ早い段階で葬儀社へのご一報が必要になります。
一般的に病院でご逝去の場合には、病室でお体を清めていただいた後、一旦病院内の霊安室へご安置されることがほとんどです。その後、搬送車(寝台車)にてご自宅あるいは、安置施設へご安置させていただきます。ご自宅へご安置の場合、掛・敷布団、カバー・シーツ(新品または、洗濯した清潔なもの)をご用意いただき、北枕か西枕となるように寝具を整えます。安置施設の場合には、ご遺族様のご要望に添う安置所のご案内をいたします。そして、ドライアイス等にて保冷処置を施させていただきます。
このように、ご逝去後すぐに私ども葬儀社がお手伝いをさせていただく事になります。
ご葬儀までの大まかな流れとしては、
Ⅰ ご臨終(葬儀社へ連絡)
Ⅱ ご安置(移動)
Ⅲ お打合せ(喪主の決定・訃報のお知らせ・式場、日程の決定 等)
Ⅳ ご納棺
Ⅴ 通夜
Ⅵ 葬儀・告別式
Ⅶ 出棺・火葬
Ⅷ ご遺骨のお迎え・ご安置
となります。
それぞれの場面で、ご遺族様のお心に添い、心を込めてお手伝いをさせていただいております。
by T
香典表記
親戚の方、町内会の方がお亡くなりになりご葬儀に出向く際、キリスト教の葬儀らしい、神道の葬儀らしい⁈ そんなとき香典の表記に悩まれたことはありませんか⁈
香典表記
仏教の葬儀
■ 御霊前
神道の葬儀
■ 玉串料
■ 御榊料
■ 御神饌料
キリスト教の葬儀
■ 御花料
ちなみに宗派が分からない際、そしてどの宗派でも可能な表記は御霊前になります。
また当日、弔問出来ない場合は知人にお渡しし変わりに出していただきますが、遠方の際などの場合は現金書留にて自宅もしくは式場に送りますが一言、お悔やみの言葉を入れた方がいいかも知れません。弔電を添えるのも思いが伝わります。
連名にて香典をお出しする際は、右から目上の方から順に名前を表記致します。
会社一同などで、お渡しする場合は香典のなかに必ず、皆様の名前・香典の金額を書きリストにしお入れ致します。
御仏前という言葉も有りますが、忌明け後に使う言葉になります。
そして香典をお渡しする際の言葉の掛け方は.
「この度は、御愁傷様でございます。」
「この度は、突然なことでお悔やみ申し上げます。」
などのお悔やみの言葉をかけお渡し致します。
皆様のご参考になれば幸いです。
by U
家族葬のメリットとデメリット
家族葬のメリットとデメリット
前回、家族葬の定義について、特に決まりがない旨紹介させて頂きました。
その為、自由な形式にメリットを感じ、家族葬で葬儀を行う方は増えておりますが、やはりどんなことにもメリットやデメリットは付き物ですので、今回はその点を紹介致します。
■ まずメリットですが、
「近親者で行う葬儀の為、温かい葬儀になる」の一点といっても過言ではありません。
家族葬でも一般会葬者が参列されないことにより、接待費用(飲食・返礼品等)が抑えられると思われがちですが、実際には接待費用はお香典でカバーできることが多く、時には「おつり」が出ることもありますので、一般会葬者が多く参列された方が費用を押さえられることがあります。
■ 次にデメリットですが、
・葬儀が終わった後に、自宅にお参りに来られる方々への対応が一苦労
・親族から一般会葬者を呼ばないことに対して一悶着(親族が地方の方に多い傾向)
・声を掛けていなかった方々からの問い合わせ等に気苦労
・結果として一般の方々向けにお別れ会を開くことになった(当初予定無し)
等々あげられます。
もちろん事前の対応次第でデメリットの回避は出来ますのでこの限りではありません。
何事も事前の準備が大切だということに尽きますね。
By A
家族葬とは、
家族葬とは、
「家族葬」とは、葬儀社のマーケティング戦略の一つとして生まれた言葉です。
確かに、家族を中心として友人、知人で行う小規模のお葬式を執り行いたいとの需要があったからこそ、「家族葬」という言葉が生まれましたが、一般消費者が考えた言葉ではなく、葬儀社が作った言葉です。
従って、「家族葬はこうでなくてはいけない」「家族葬とはこうあるべきだ」といった定義は実際のところありません。
現在、家族葬という言葉が独り歩きして様々な解釈のもと、「家族葬」が多く執り行われています。数名での「家族葬」があれば、100名近い会葬者による「家族葬」もあったりします。要は、送る側(生前に希望されていれば送られる側)が、「家族葬」と考えた葬儀であれば、規模にかかわらず「家族葬」と言えるでしょう。
次回、「家族葬のメリット・デメリット」を紹介してから、「家族葬と一般葬の違い」や「家族葬と密葬の違い」などもご紹介していきたいと思います。
アートメモリーでは、お客様、また故人様やご遺族様のご希望やこだわり、ご要望を伺い、旅立ちという場に相応しい立派な葬儀を執り行います。お気軽にご相談下さい。
by A
葬儀のタブーな点 -お金-
葬儀のタブーな点 -お金-
時代とともに、葬儀の形も変化してきているのが現実です。以前は通夜や葬儀は、自宅で行われていたのですが、現在では住宅事情や利便性、準備の大変さなどにより、斎場で行われることが殆どです。
「家族葬」や「音楽葬」といった、新しい形の葬儀では、昔の常識がそのまま通用しない場合も増えてきました。
そこで、現在も今の変わらないタブーと言われる点を本日取り上げたいと思います。
お金
香典の金額などに、4万、9万は「死」や「苦労」を連想させる為に入れない。
現代ではあまりこだわらなくなっているようですが、遺族には年配者もいる可能性もあるので、新券(新札)は控えましょう。急に出席しなければいけなくなるのが、通夜や告別式の為に、新札を使用すると亡くなるのを待ち構えていたように思わせてしまうからです。新札しかない場合は軽く折り目をつけてから袋に入れましょう。
知りたいけど聞けない、お葬式のこと…
「知りたいけど聞けないお葬式」では葬儀社だからこそ提供出来る
■ 今となっては、なかなか聞けない葬儀の常識
■ 今更、人には聞けない葬儀の知識
をお伝えしたいと思い、このページを立ち上げました。
■ 葬儀って!? 初めてで全く分からないの…、
■ お金の事だから、人に聞き辛くて…、
■ 常識がないとか思われるのが、恥ずかしくて…、
という方のご質問にお答えしたいなと思っております。
是非コメント欄にご質問を残して頂ければ幸いです。
「皆様の想いを一つに…」、今後とも、アートメモリーを何卒宜しくお願い致します。