2017年10月28日 (土)
宗派が分からない場合
大切な方がお倒れになり葬儀を執り行わなければいけなくなるときは誰しもある可能性があります。
そして、いざ葬儀の宗派を聞かれると分からない場合があります。
■ そのことにより本来の宗教、宗派が分からないまま葬儀を執り行ったが葬儀終了後に違う宗教、宗派だと知り新たに違う宗派のお寺を呼んだので更に金額が掛かってしまった。
■ 葬儀社のアドバイスを受けるも、そもそも違う宗教、宗派を伝えてしまっていた。
このような事例も多くあるのが事実です。
このような例から自分の宗教、宗派を今から知っておく必要があります。
主な宗派
■ 仏教十三宗
■ 神道十三宗
■ キリスト教
その中でも、家族が特に分からないのは、仏教ではあるが何宗かが分からない場合があります。どの家庭も檀家制度により仏教の宗派がございましたが檀家制度がなくなり墓守をしてない家庭では何宗か分からないのが実態です。
檀家制度とは江戸時代に徳川幕府がキリシタン禁止令をだし、それに伴いそれぞれの家庭がお寺に所属する制度であり戸籍を管轄する制度でもあります。宗派が分からない場合は、自分の親族に確認をする、本家に確認をして下さい。
宗派により異なる位牌・本尊を見て分かる場合もあります。(葬儀の知識、位牌編・本尊編を参照下さい。)
いざ葬儀のときに宗派を確認すると、大変でもありますので、今から自分の家庭の宗教、宗派を知っておくことが大切です。その時になってしまい、分からない場合、葬儀社に相談し的確に答えてくれる葬儀社は信頼度が高いかもしれません。
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