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家族葬を10人で行う際の費用は?内訳と安く抑える方法4つを紹介

家族葬を10人で行う際の費用は?内訳と安く抑える方法4つを紹介

家族が突然亡くなり、葬儀を行う必要が生じた場合、費用を抑えるためには家族葬という選択肢があります。特に、参列者を招かずに10人程度で行う家族葬は、費用を抑えるのに適しています。

しかし、具体的な費用がわからなければ予想以上に高額となり「参列者を招いて一般葬を行えばよかった」と後悔しかねません。

そこで、本記事では下記の内容をまとめました。

  • 10人程度で行う家族葬の費用相場
  • 10人程度の家族葬で費用を抑えるための方法4つ
  • 家族葬を10人程度で行う際の注意点3つ

この記事を読むと、費用を抑えて満足できる家族葬について理解できるため、今後小規模な家族葬を予定している方におすすめです。

目次

家族葬とは

家族葬とは、故人と親しい家族や親戚、知人などが参列する小規模な葬儀のことです。少人数で行われますが、葬儀の内容は簡略化されているわけではありません。

一般葬とは明確な違いはなく、参列する人数によって呼び方が変わります。また、人数に明確な基準はなく、招待されていれば友人や知人など家族以外の方も参列可能です。

最近では「盛大な葬儀を行う」よりも「身内だけでゆっくりと最後の時間を過ごしたい」という価値観が増加し、さらにコロナの影響もあり、家族葬の割合が増えています。

なお、下記の記事で、家族葬の流れやメリットなどを解説しています。家族葬について詳しく知りたい方は、ぜひご覧ください。

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10人程度で行う家族葬の費用相場

10人程度で行う家族葬の平均費用は、約100万円前後と言われています。

実際のところ、葬儀の内容によって費用は大きく異なりますが、ひとつの目安として内訳を見てみましょう。

項目金額
基本料金約70万円
飲食接待費約20万円
お布施約10万円

基本料金は、葬儀社に支払う料金となるため、費用の削減は難しいです。一方で、飲食接待費やお布施は葬儀の内容によって節約できます。また、参列者数が5人や20人の場合でも大きな差はありません。葬儀会社やプランによる違いが大きく影響します。

10人程度の家族葬で費用を安く抑える方法4つ

10人程度の家族葬で費用を安く抑える方法は、下記のとおりです。

  • 葬儀の内容を最適化する
  • 生前予約をする
  • 補助制度を活用する
  • 複数の葬儀社から見積もりをとる

家族や親戚が亡くなった場合、突然忙しくなるため慌てて葬儀社を決めてしまいがちです。ただし、ひとつの葬儀社を決め打ちするのは避けましょう。複数の葬儀社から見積もりを取って、最適なプランを選ぶことがおすすめです。順番に見ていきましょう。

葬儀の内容を最適化する

どのような葬儀にするのか、内容を最適化することが重要です。葬儀社がおすすめするプランのまま契約すると、本来必要ではなかった内容が含まれている可能性もあります。

たとえば、飲食接待費は、人数が少ない家族葬では節約しやすい費用です。葬儀では会食を設けることが一般的ですが、人数が少ない家族葬では会食を設けない場合も増えています。ほかにも、祭壇のランクを下げることで、費用の削減が可能です。

葬儀社はそのノウハウからおすすめのプランを用意してくれますが、必要のないものは無理に契約する必要はありません。

生前予約をする

故人が亡くなる前の対応になりますが、生前予約をしておくことで費用を削減できます。生前予約とは、まだ故人が生存しているうちに葬儀社や葬儀のプランを決めておくことです。

あらかじめ葬儀社を決めることで、割引してくれる場合もあります。さらに、当人を交えて葬儀内容を検討できるため、希望どおりの葬儀を行いやすいという特徴もあります。

また、急いで葬儀社を決める必要がないため、納得のいく葬儀社を選ぶことも可能です。生存しているうちに提案しなければならないため、抵抗を感じる方も多いかもしれませんが、お互いに納得できるように話し合ってみることをおすすめします。

補助制度を活用する

葬儀を行う際には、補助制度を利用できる場合があるので、しっかりと確認しておくことをおすすめします。たとえば、故人が社会保険や共済組合に加入していた場合、埋葬料として補助金を受け取れます。

また、故人が国民健康保険に加入している場合は、自治体に申請すると葬祭費が支給されます。このような補助制度は2年の申請期限があるため、知らずにいると受け取れない場合があります。遺族の負担を軽減するために、しっかり活用することをおすすめします。

複数の葬儀社から見積もりをとる

複数の葬儀社に見積もりを依頼することで、費用の相場を把握し、自分にぴったりのプランを選べます。同じ条件のプランでも、葬儀社が異なれば費用も異なるため、1社の見積もりだけで選ぶことはおすすめしません。

ただし、故人が亡くなってから複数の葬儀社に依頼するのは大変なので、できる限り早めに見積もりを取っておきましょう。見積もりを取る際は、多くの葬儀社に依頼することが望ましいですが、あまりにも多いと選ぶことが難しくなります。

そこで、3社程度を目安に見積もりを取ることをおすすめします。見積もりを取る際には、費用を抑えたい旨を伝えておくとスムーズに話が進むためおすすめです。

家族葬を10人程度で行う際の注意点3つ

家族葬を10人程度で行う際には、以下のポイントに注意しましょう。

  • 家族や親族の理解を得る
  • 葬儀の内容を明確にする
  • 追加料金が必要な場合もある

最低限のプランを選ぶと、追加費用が発生する場合もあります。最終的な金額が高くなる可能性もあるため、注意が必要です。ひとつずつ確認していきましょう。

家族や親族の理解を得る

家族葬で費用を抑える場合は、独断で決めずに家族や親族から理解を得ることが大切です。特に、家族葬は世間に浸透しきっていないこともあり、内容によっては家族や親族から反対される場合もあります。

たとえば、自分が「最後の時間を落ち着いて静かに過ごしたい」と考えていても、ほかの家族や親族は「華やかに送り出してあげたい」と考えている可能性があります。葬儀に対する考え方や価値観は人それぞれなので、しっかりと協議したうえで選びたいものです。

さらに、10人程度の家族葬では参列できない親族もいるため、そのような方たちの意見にしっかりと耳を傾けることが大切です。

葬儀の内容を明確化する

家族葬は比較的新しい葬儀のスタイルなので、自分たちではわからないことも多いです。しかし、葬儀社には家族葬に関するノウハウも多く、しっかりと相談することで疑問を解消できます。

特に、どのような葬儀にしたいのか、イメージだけでも葬儀社に相談しましょう。そのイメージとノウハウをもとに、最適なプランを考えてくれます。

たとえば、下記のイメージが考えられます。

  • 小規模でも華やかにしたい
  • 華美な装飾は避けて、ゆっくりと静かに見送りたい
  • 従来の葬儀の枠にとらわれない自由なスタイルで執り行いたい

葬儀社は、遺族の意向を最大限に尊重してくれるため、考えていることは積極的に相談することをおすすめします。

追加料金が必要な場合もある

家族葬のプランは、葬儀社によって内容が異なるため、場合によっては追加料金が発生します。なかでも格安のプランでは必要最低限の内容しか含まれていない場合があり、希望する内容を追加すると結果的に費用が高くなる可能性もあります。

そのため、しっかりと見積もりを取り、費用とプランの内容に納得したうえで契約することが重要です。

家族葬の費用は誰が払うのか

家族葬の費用は、一般的に喪主が払います。喪主は葬儀の詳細を把握し、費用の管理もしなければなりません。そのため、多くの場合は喪主が費用を支払います。

ただし、喪主が支払えない場合は、施主が支払う場合もあります。施主も喪主と同様に葬儀の取りまとめ役であり、おもに費用面の担当です。

また、相続した遺産で支払ったり、相続人で負担を分担したりするケースもあります。

なお、家族葬における費用の支払いについて、下記の記事で詳しく紹介しています。詳しく知りたい方は、ぜひご覧ください。

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家族葬を10人程度で行うメリットとデメリット

家族葬を10人程度で行うメリットとデメリットは、下記のとおりです。

メリットデメリット
・故人や遺族の希望を反映できる
・遺族の負担を軽減できる
・ゆっくりと故人を見送れる
・費用や時間を抑えられる
・参列できない人がいる
・葬儀後の対応が増える

参列者が少ないため、対応する時間や労力が軽減され、故人との最後の時間をゆっくり過ごせることが大きなメリットです。特に、喪主は忙しくなることが多いため、できるだけ負担を軽減したいところです。忙しすぎて故人との思い出を振り返る時間がないと、後悔が残る葬儀になりかねません。

ただし、参列できないことに不満を感じる方がいる可能性もあります。このような参列できない方への配慮や対応もしっかりと行い、故人と関係のあった全員が満足できるようにしなければなりません。

10人程度の家族葬は葬儀内容を明確にしよう

10人程度の家族葬には、約100万円の費用がかかると言われていますが、葬儀社やプランによって費用は大きく異なります。さらに、複数の葬儀社から見積もりを取ったり葬儀の内容を精査したりすることで、費用の削減が可能です。

また、家族葬では参列できない方もいます。そのため、家族や親族の理解を得て配慮を欠かさないようにし、遺族全員が満足できるような家族葬を執り行うことが重要です。

なお、費用を抑えたい場合は、アートメモリーに葬儀を依頼するのがおすすめです。

アートメモリーは、自社で葬儀場を所有していません。

葬儀場を所有すると運営の固定費がかかるため、葬儀代に上乗せする必要があります。アートメモリーは、その必要がないため、費用を安く抑えられるのです。家族葬を行う予定の方はアートメモリーにお気軽にご相談ください。

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